ローコスト住宅よりも、ミドルコスト住宅のススメ

こんにちは。今回は、ローコスト住宅よりも中コスト住宅をお勧めする記事を書こうと思います。

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昨今では書店へ出かけると必ず見る「ローコスト住宅」の雑誌。でもあれ、何年続くのかなというのが本音です。なぜなら、施工された住宅を見ていても、「これはちょっと。。。」といった施工例が多いからです。また、「ローコスト」と書いてありながら、実際には普通の住宅と変わらない程度の金額の住宅も載っていたりして、なんだか詐欺まがいな記事であることもしばしば。

ローコスト住宅という名のミドルコスト住宅

雑誌に多いのがこのタイプの住宅です。そもそもローコストという基準が明確に設けられていないため、少しでもローコストな材料が使ってあれば「ローコスト住宅」という名で載せてしまうのもありなわけです。雑誌をめくっていて多いのが、2000万以下のローコスト住宅で1980万などのギリギリの住宅。そして中身を見てみると”給排水設備は除く”などという項目。給排水で250万、家具で150万、照明器具などで100万、カーテン・ブラインドで… そして給排水引き込み工事や土壌改良、外構工事などが別途なので、結局は2600万~なんてこともあるわけですね。

ローコスト住宅のベニヤ仕上げの問題

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ローコスト雑誌で多いのが、ベニヤ仕上げの住宅。確かにプラスターボード(石膏ボード)と比べて頑丈で、自然素材仕上げ(接着剤は除く)なのですが、やはり問題点はあります。これは設計の段階で防ぐことも可能なのですが、完全に防ぎきることはできないです。
そう、「音の反響」。
お子さんがいらっしゃる家庭では、この反響音が結構響きます。そしてそのまま外部へ筒抜け。ベニヤ仕上げもオイルステン塗装してあると、そこそこ見れるんですけどね。。。

建売のようなもろさを持つ「ローコスト住宅」

全国の建売が「もろい」ということではありませんが、やはり建売は部材が小さい、少ない、ピッチが広い。ローコスト住宅とは、この建売住宅の技術をそのまま使いながら、見た目とプランでごまかしているにすぎないということです。ですから「ローコストで設計してもらった!」と言って胸を張れるわけではなく、寿命の短い住宅にした分、安くしてもらったという方が正しいのかもしれません。

ローコストとからミドルコスト住宅へ

結局のところ、ローコストを建てても、素敵な空間を作るためにそこそこのミドルコスト住宅になってしまっているわけですから、最初からミドルコスト住宅を設計していればいいわけです。そして、一番のポイントは、ミドルコスト住宅ならば、2世代、3世代まで安心して住めるということ。子の世代、孫の世代まで住んでいただけるように根上建築はしっかりした住宅を設計させて頂きますよ!!

2015.10.02