建売と注文住宅の違いについて

建売と注文住宅どちらがいいの?

建売とは

建売住宅とは、工務店やハウスメーカーが土地を購入し、建物とセットにして売るタイプの住宅になります。購入者は最初から建物が建てられているため、土地と建物の支払いが一緒にされており、お値打ちに購入することができるものです。しかし、建売住宅にも欠点があるので、まずは、メリット・デメリットを見ていきましょう。

  • 建売住宅のメリット
    • 工務店やハウスメーカーが見定めた条件の良い土地に住める
    • 土地と建物のセットで比較的安く購入できる
    • 窓口が一つなので、支払や手続きがスムーズ
  • 建売住宅のデメリット
    • プラン、外観のデザインが自由に選べない
    • 地盤の状況や基礎の状況が確認できない
    • 工事中の現場を見ることができないので、手抜きがある場合に分からない

建物購入から住むまでの期間が短いので、商品を買う感覚に近いのではないでしょうか?ただ、建売住宅の多くは寿命が短いと言われており、土地と建物で安く売るために、木材を安いものにしたり、耐震性をギリギリに設計したりと見えない工夫がされているようです。では、どんな方が建売に向いているのでしょう?

  • 建売住宅に向いている人
    • 予算を少なく抑えたい
    • 間取りなどの打ち合わせを省略したい
    • 今すぐ住みたい

注文住宅とは

注文住宅はその名の通り、お施主様自身が工務店や設計事務所を選び、住宅の設計施工を注文する住宅購入の方法です。
注文住宅の最大の楽しみは、プランを家族で一緒に考えていけること。これから何十年と住まうお家を、じっくりと考えていく時間は、住んでからもずっと思い出になっていきます。
ではメリット・デメリットを見ていきましょう。

  • 注文住宅のメリット
    • 自由な間取り、自由なデザイン、自由な仕上材を選べる
    • 地盤や基礎、耐震構造に関してまで隅々までチェックできる
    • 工事現場を確認しながら家づくりを愉しめる
  • 注文住宅のデメリット
    • 工事費がオリジナルのプランのため割高となる
    • 設計から施工まで半年以上かかることも

自由なデザイン、間取りというのは、かなりポイント高いのではないかと思います。なぜなら、あなたのライフスタイルや家族構成などは、あなただけのオリジナルなわけです。ならば自然とプランもオリジナルになるのが当たりまえ。自由な設計というのは、あなたの生活を形にすることなんですね。

  • 注文住宅に向いている人
    • 家族構成やライフスタイルが特殊である
    • 親などの土地がすでにある
    • 使われている材などにこだわりがある

豊橋市で注文住宅を立てる

おすすめは注文住宅

建築設計事務所で仕事をしながら工務店さんのお仕事状況や、他の業者のお話をお伺いする中で感じたことは、やはり建売には魅力を感じないということ。ただ予算がないからといって安易に購入にしてよいものでは無いような気がしました。それは手抜き工事があるだとか、危ない土地が多いだとかっていうことではなく、プラン自体に生活感が全く感じられなかったことです。

以前、建売住宅用のモデルハウスプランを一度設計させてもらいました。とても良い工務店さんで、手抜き工事や土地の欠点もなく一級品の工務店さんでした。そういった高品質の工務店さんはやはり建売でもそこそこのお値段がします。つまり逆に言ってしまえば、安い建売ほど危険なものはないということ。そしていい値がする建売は、安心して購入できるということ。
そしてそこの工務店さんの建売プランを考えましたが、住まう人の声が聞こえてこないから、結局プランが平凡になってしまうという結末に。建売住宅のプランがパッとしないのは、そういった経緯があるのかもしれません。

まとめ

建売住宅の寿命はおよそ30年、つかってる材や構造、施工費削減のための部材カット、実際建売を購入した友人宅の実家を見ると、購入から25年経った今、木材が部分的に朽ちていました。
住宅の購入費を削減することは、そのまま住宅の寿命に響くのではないかと思います。
低予算で寿命の短い家を買うか、そこそこの予算で長寿命の家を買うのか、もう一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

2013.10.07